そのヤケクソな心がまた私を黒くしてしまう。笑

あかんやーつ。

遅くなりましたが、今回の本題、今シーズンの結果を報告します。

4/28 vs Copenhagen 26-31 敗戦

final4進出ならず…。

私たちがこの試合に負け、EsbjergがRandersに勝った為、1ポイント差でEsbjergがfinal4に進出することになり、私たちはこの試合で最後になりました。

この試合、前半途中までは良い勝負できて4点リードしていたものの、ミスが重なり、前半終了間際には同点まで追いつかれてドローで折り返し。後半、やっぱり歯切れが悪い…。開始早々から、相手にペースを持っていかれて、少しずつ点差を離されてしまう。

全て万全の状態ではなかったが、出れるチャンスがあれば…と私はいつでも出れる心の準備はしていました。後半ラスト15分、監督は私を起用してくれて、怪我をして戻ってきた復帰戦…。100%の力は出せなくても、今自分ができる全てのものを出そうと。試合出た数分後にパスが回ってきて、１点決めることができた。この１点を決めれた時は心底嬉しかったけど、それから相手GKのセーブでなかなか点が取れず、ラスト5分で気付けば5点差まで広がっていた。もう１点決めることができたけど、流れは変わらず、5点差で試合終了。今シーズンが終わってしまった。この60分間本当にあっという間だった。悔しい以外の言葉はない。勝てない相手ではないし、もっと上で戦えたと思うけど、やっぱり後半でうまくいかない時間帯が続いて失速してしまう。全体を通して良い時と悪い時の波がある…。これは今シーズンを戦っての自分たちの課題だと思う。まだまだ上で戦いたかった…。final４、finalと進出して自分の力でチャンピオン掴み取って、CL出場果たしたかった。悔しいけど、これが今の私たちの実力だと。

今シーズンを通して

初めての海外での挑戦。初めは周りのレベルが高すぎて正直不安ばかりだったけど、周りに認めてもらえるように必死でやってきた。それはプレーも他以外でも。

初めてのデンマークリーグ。始めが肝心！最初が勝負！と臨んで、チームも勝利、自分としても最高の入り出しができて良いスタートが切れた。そしてCLの挑戦。あのドキドキ、ワクワク感は今でも蘇ってくる。初めての挑戦で、それがホーム戦。その1戦目の1点目を決めれた時はほんっとに嬉しかったし、気持ち良かったなー。

けど、上手くいってたのは最初だけ…。デンマークリーグを戦っていく中で、徐々に分析され、またCLで上のチームと戦えば戦うほど、上手くいかない事が多くなった。デンマークリーグとCL、ハードなスケジュールの中で、落ち込んでる暇なんてなくて、すぐに次の試合がくる。だから自分で上手く消化するしかなかった。こんなにもタフな試合をした事がなかったから、その次の試合に向ける身体と心の切り替えがほんとに難しかった。けど私がここでみんなから学んだのは、過去の事に捉われず、全て“忘れる”こと。もちろん、振り返ることも大事な事なんだけど、試合が終わればまた次の試合がすぐにある。たとえ今日の試合で悪かったとしても今日の事は全て忘れる。そして次の試合、次、次、次。にフォーカスする。以上。

その試合、不調で悪かった試合はビデオ見ない。ってある選手は言ってた。笑

簡単な事なんだけども自分のミスで負けた時なんかは“忘れる”っていう事がなかなかできないよね…。でも見てて思うのはみんなはその切り替え、マインドリセットがほんとに上手ー。前回試合で不調でも次の試合では必ず立て直してくる。その試合後の練習や次の試合を見てたら、見て学ぶものがある。私に足りないところだなぁとつくづく。なぜなら私は考えすぎて空回り。何もかも上手くいかなくなって塞ぎ込んでしまうから。でもそうやって身近に感じて、実際見て、私自身学んで、一旦“忘れる”ことも必要な要素なんだと。でも私の場合は全てを“忘れる”…ではなく、たまには全て“忘れる”事も必要。って事かな。笑

あとはミスした後の立ち振る舞いとか、相手をリスペクトする気持ち、人間関係、コミュニケーションの取り方とか。そうやって周り見て良いと思った事は、少しずつ自分の中で取り入れて吸収していったかな。

そしてCLでのGyöriとの試合は、忘れられない試合になったな…。まさかあの画面越しで観てたスター達のチームと試合できるとは思ってなかったから。

あの方たちを一言でいうと…まず次元が違う。もはや男性のチームでは？って思うほどの強さでございました。←一言ではなく、二言ですね。笑

もうだって、世界のトッププレイヤー集まってるんだからあれでもうオールスターチームさーね😂

にしてもfinalで、そのスターチームに互角に戦ったVardarも素晴らしいチームだったなぁ。どっちが勝ってもおかしくなかった！excitingな試合だったな〜。最後までかなり興奮したし、こっちまでハラハラドキドキする展開だったー。あれこそ魅せるハンドボール。

自分もまたもう一度、この場に戻って来れるように、来シーズンこそはCLの出場権取って、final4まで進出してGyöriとリベンジしたい！それまでに進化した自分でいられるようにまた来シーズン頑張りたいと思います！

そしてデンマークリーグ

5/26 3位決定戦 Viborg vs Esbjeg 36-34

延長の末　Viborgが勝利

5/27 決勝戦 Copenhagen vs Odense 26-25

ラスト10秒でCopenhagenが逃げ切り優勝

という結果になりました。

この２試合見所ありありでした。

3決は前半の時点で19−14、かなりハイスコア。スタートからお互い速い展開で点の取り合い。前半の調子でいけばEsbjergの勝利だろうな…と思いきや、何があるかわからないのがこのリーグ。後半相手が立て続きに点決めて、逆転。延長に。そのまま流れに乗ったViborgが劇的勝利。しかもアウェーで点差ひっくり返してのこの勝利はお見事だった。

決勝戦は、多国籍のナショナルメンバーが多く率いるOdenseが良いスタートを切っていたものの、苦しい時間帯に随所でコンビプレーを決めてきたCopenhagenのプレーが勝利のカギになったと感じた。あとはGKが止めた後の処理が素晴らしく早くて、走ってるサイドのスピードを殺さずにスローがピンポイントでくる抜群のスロー出しの速攻。サイドとの連携ばっちし。ホームで試合だったのも大きいな。Odenseで試合だったらもしかしたらわからなかったなー。それくらいここでのホーム戦は大きい。どの試合も見てて面白かった。

来年こそは自分たちがこの場に立って、🥇メダルを獲りにいきたい！！！

今シーズンは周りに作ってもらって自分が活きる事ができた。来シーズンは更に密にコミュニケーション取って、自分からボールに絡んでいきたいところ。練習ではコンビプレーしてたけど、試合でやる機会がなかったからそこはどんどんチャレンジする。そこの精度を高めて得点に絡んでいけるように。

そして来シーズンは勝負が拮抗しているところで、迷わず勝負を決めにいけるメンタリティーと勝負強さを。それは試合のあの雰囲気、ドキドキハラハラ感の所でしか試せれない事。そこも含めて強くなってみせる。

あとは…早く膝を完治させて、もう怪我をしない身体を作りたい…。

膝の怪我でやっぱり100パーでできないのが苦しい…。もちろん、まだ3ヶ月も経ってないから完治するわけがないんだけど、以前の自分のベストから考えるとほんとに今の自分が…😭体力もフィジカルもスキルも低レベルすぎる…。私の怪我なんてそんな大したことないのに、大きな怪我をして何度も乗り越えてきた選手を本当に尊敬する。こうやって強くなっていくんですね。少しずつ自分のベストパフォーマンスまでもっていけるように、地道にトレーニングしていくしかない。

そしてまた報告ですが、私たちは来年CLに出ることはできませんが…

最初のリーグ戦が終わった時点で4位だった為、来年のEHF CUPに出場します！！！

EHF CUPは、CLの一つ下のリーグでCLに出場できなかったヨーロッパ上位各チームに与えられる大会です。デンマークリーグは放映権の関係で日本から観る事はできませんが…EHF CUPはCLと同様にネット配信で観れるので、来年も私たちの試合を観る事ができます！

デンマークからの出場チームはプレーオフする前の、3位のFCMと、4位のNFHの私たちが参加します。

2018.05